株式会社吉村印刷

印刷を楽しむブログ

製本のこと
まだまだ紙の伝票が現役です

まだまだ紙の伝票が現役です

紙を使わず、ダウンロード形式の請求書やスマホを使った電子決済などが主流になりつつあるなかで、紙の伝票もまだまだ健在です。 私たちが作っている作業日報や指示書などの各種伝票は、使用用途に合わせ、製本方法・・・

製本のこと2019年10月31日

用紙の束が製本で1冊の本に…

用紙の束が製本で1冊の本に…

A4判のコピー用紙、数百枚に印刷したものを、製本してほしいとのご依頼をいただき、1冊製本しました。 製本は、本文の背にのりを入れ、表紙を巻く工程を通ります。刷毛(はけ)でのりを入れる手製本の方法もあり・・・

製本のこと2019年10月10日

手帳の見返し

手帳の見返し

手帳の見返しに使う紙(タント)が入荷しました。 断裁機で断裁すると、次は二つ折りの工程。折った見返しは、1冊1冊の手帳の表紙ウラ、裏表紙ウラに貼り付けます。 見返しは、本文の紙と表紙とをくっつける「つ・・・

製本のこと2019年9月26日

寒冷紗

寒冷紗

「寒冷紗(かんれいしゃ)」とは、普通の綿布よりも荒く織り込んだ綿織物の一種です。綿以外には、麻、レーヨン、ポリエステル繊維などが使われています。農業、縫製、建築、食品、美術など、様々な分野で利用されて・・・

製本のこと2019年9月17日

無線綴じ機のオイル交換

無線綴じ機のオイル交換

仕事の合間をぬって、無線綴じ機のオイル交換を行ないました。 交換したオイルは、動力部減速機の潤滑油として使用しているもの。オイルの劣化や量のチェックも含めて毎年実施しています。 製本機の主力である無線・・・

製本のこと2019年9月12日

絵本の修復もやっています

絵本の修復もやっています

古い本や絵本。 お気に入りであればあるほど、ページをめくる機会が増えてきます。 経年劣化でページがぼろぼろになってしまうと、うっかり破してしまったり、表紙が外れたりすることも。 毎日何度も読み返す絵本・・・

製本のこと2019年9月9日

絵本「あざみの花」の英訳版を作製しました!

絵本「あざみの花」の英訳版を作製しました!

このたび、長周新聞社様より依頼をいただき、「あざみの花 The Thistle Flower」を作製しました。 この本は、2017年に発行された絵本の改訂版です。今回、海外から日本を訪れる観光客や日本・・・

製本のこと2019年8月1日

針金綴じ機のVベルト交換

針金綴じ機のVベルト交換

長年使用している機械はいくつかありますが、その中に40年以上現役の機械があります。それが針金綴じ機です。正式名称は、「高速度自動針金綴機械」といいますが、新しい機械に比べるとなかなかの年代物です。 先・・・

製本のこと2019年7月11日

書籍、冊子、大会プログラムが増えています

書籍、冊子、大会プログラムが増えています

最近、書籍、冊子等の印刷が増加し、工場内も例年に比べ一段と活気づいています。 特に中学校や高校の運動部、文化部の大会プログラムなどが次々に入稿し、短納期での納品に対応すべく印刷機、折り機、丁合機、綴じ・・・

印刷のこと2019年7月8日

昔ながらの伝票作製! 領収書などの製本方法

昔ながらの伝票作製! 領収書などの製本方法

伝票製本に使用する道具に「締め木」というものがあります。手作りの一品もので、弊社で半世紀以上現役で使われているものです。 吉村印刷では、折った後の印刷物を締める際に使う「締め木」も同じ名称で呼んでいる・・・

製本のこと2019年4月22日

社内製品検討会を開催 ~冊子・論文集・学校新聞など~

社内製品検討会を開催 ~冊子・論文集・学校新聞など~

今年1月から3月末までにお客さまへ納品した製品について、今月中旬に社内で検討会を行いました。 製品検討会は、毎年この時期に行っているもので、来年の年度末シーズンに向け、昨年度の進歩した部分や良かった部・・・

印刷のこと2019年4月18日

読み手への心配り 「ノドアキ」

読み手への心配り 「ノドアキ」

本をつくるとき、InDesignなどの組版ソフトで様々な設定をします。 この設定は、本作りにとって非常に重要になるので、注意深く行っています。 本には、天、地、小口、ノド、版面、柱など様々な名称がつい・・・

製本のこと2019年4月4日

自費出版「影と光とⅡ」のデザイン・印刷・製本を行いました

自費出版「影と光とⅡ」のデザイン・印刷・製本を行いました

このたび、福岡市在住の筆者からご依頼を受け、自費出版の書籍「影と光とⅡ」を作製しました。 集録しているのは、筆者が1950年代から書き記してこられたエッセイや書評などの数々。当時の写真や、本文内容にふ・・・

印刷のこと2019年3月25日

印刷・製本の要、針と咥え(くわえ)

印刷・製本の要、針と咥え(くわえ)

製本作業を進めるにあたって、紙の一定の位置に印刷がおこなわれることが重要です。その基準になるのが、「針」と「咥え(くわえ)」です。 印刷物を刷るとき、紙の位置を決める金具を前当て・横針といい、この横針・・・

製本のこと2019年3月22日

梅光学院大学書道課程様の卒業書作展を鑑賞しました

梅光学院大学書道課程様の卒業書作展を鑑賞しました

3月2~3日に下関市民会館でひらかれた、梅光学院大学の書道課程履修生による卒業書作展を鑑賞しました。 今年度の卒業を控えた学生の作品をはじめ、松田鶴信先生、生田照代先生の作品、3年生の作品が展示されて・・・

印刷のこと2019年3月7日

関工 定時制 様の「夜光珠」を作製しました!

関工 定時制 様の「夜光珠」を作製しました!

下関工業高校 定時制・下関工科高校 定時制様の「夜光珠 第51号」を作製させていただきました。「夜光珠」は、“暗闇でもキラリとひときわ強い光を放っている夜空の星”を意味して発刊され、半世紀以上も継続し・・・

印刷のこと2019年3月4日

造船教育研究会様の会誌を作製しました

造船教育研究会様の会誌を作製しました

このたび、全国工業高等学校造船教育研究会様の会誌 第54号を作製いたしました。 昭和34年に、全国の造船教育に携わる高校17校で発足され、今年で60周年を迎えられる本研究会。その歴史ある会誌を作製させ・・・

デザイン・制作のこと2019年2月28日

紙を切るための機械、断裁機の刃を交換しました。

紙を切るための機械、断裁機の刃を交換しました。

今まで何度かブログで紹介してきた、紙を切るためだけに動く「断裁機」。紙を切るためだけといっても、この仕事が印刷会社では最も重要な仕事の1つです。印刷するときも前段階で紙を切っておかなければ、印刷そのも・・・

製本のこと2019年2月25日

卒業、新年度に向けた印刷物の作製。

卒業、新年度に向けた印刷物の作製。

「1月は行く。2月は逃げる。3月は去る…」とよく言われます。私たちの実感もまさにこの通りで、1月がとっくの昔に過ぎ去り、現在は逃げる2月の背中を追いかけながら、何とか食らいついているというのが実際でし・・・

印刷のこと2019年2月12日

紙の厚さを測る道具、ダイヤルシックネスゲージ

紙の厚さを測る道具、ダイヤルシックネスゲージ

ダイヤルシックネスゲージは、小物部品、ゴム、フェルト紙などの厚みを測るための測定器です。 紙の厚みが分からないとき、このゲージを使えば素早く厚みを測定できるので、とても重宝しています。ちなみに一目盛り・・・

製本のこと2019年2月4日