株式会社吉村印刷

印刷を楽しむブログ

Yearly Archives: 2019

夏季休業のお知らせ

夏季休業のお知らせ

毎日、体が溶けてしまいそうな日差しが照りつけ、蒸し暑い日々が続いています。梅雨が開けたかと思えばこんな天気なので、最近はアイスコーヒーや麦茶が手放せません。 さて、弊社は8月13日~15日まで、夏季休・・・

お知らせ2019年8月5日

絵本「あざみの花」の英訳版を作製しました!

絵本「あざみの花」の英訳版を作製しました!

このたび、長周新聞社様より依頼をいただき、「あざみの花 The Thistle Flower」を作製しました。 この本は、2017年に発行された絵本の改訂版です。今回、海外から日本を訪れる観光客や日本・・・

製本のこと2019年8月1日

2019年も猛暑が到来! 暑中お見舞い申し上げます

2019年も猛暑が到来! 暑中お見舞い申し上げます

いよいよ8月が目の前に迫ってきました。 「とにかく暑い!」という言葉を大声で叫びたいような天気が連続していますよね。今週は、35℃以上になる地点が多いようで、熱中症に最大限の注意が必要です。 吉村印刷・・・

日常のこと2019年7月29日

可能性は無限大! 特色の調合

可能性は無限大! 特色の調合

一般的にオフセット印刷機で印刷される印刷物の多くが、CMYK4色のプロセスインキで印刷されています。しかし、その4色ではどうしても再現できない色がたくさん存在します。それらの色をCMYK4色にプラスし・・・

印刷のこと2019年7月25日

下関でも土砂降りの大雨が降りました

下関でも土砂降りの大雨が降りました

たたきつけるような土砂降りの雨が降ったかと思えば、晴れ間が差したり…。梅雨明け前の兆候なのかもしれませんが、土曜日、日曜日と下関でも大荒れの天気になりました。 台風5号の影響による大雨で、西日本の各地・・・

日常のこと2019年7月22日

活版印刷を深掘り⑧ 植字(組版)の技術

活版印刷を深掘り⑧ 植字(組版)の技術

活版印刷の工程のなかで、文選の次に行うのが植字と呼ばれる工程です。植字とは、字の通り、「文字を植える」すなわち一本一本拾った活字を使って、書籍や新聞などの印刷物を組んでいく工程のことです。 ■引き組 ・・・

デザイン・制作のこと2019年7月18日

7月15日、海の日

7月15日、海の日

昨日、15日は「海の日」だったので、下関市内の海水浴場に行ってみました。 下関には、旧郡部の豊浦町や豊北町に有名な海水浴場がたくさんあり、角島がとても人気ですが、旧市内の綾羅木や安岡、彦島・西山の海水・・・

日常のこと2019年7月16日

針金綴じ機のVベルト交換

針金綴じ機のVベルト交換

長年使用している機械はいくつかありますが、その中に40年以上現役の機械があります。それが針金綴じ機です。正式名称は、「高速度自動針金綴機械」といいますが、新しい機械に比べるとなかなかの年代物です。 先・・・

製本のこと2019年7月11日

書籍、冊子、大会プログラムが増えています

書籍、冊子、大会プログラムが増えています

最近、書籍、冊子等の印刷が増加し、工場内も例年に比べ一段と活気づいています。 特に中学校や高校の運動部、文化部の大会プログラムなどが次々に入稿し、短納期での納品に対応すべく印刷機、折り機、丁合機、綴じ・・・

製本のこと2019年7月8日

活版印刷を深掘り⑦ 活字の再利用

活版印刷を深掘り⑦ 活字の再利用

活版印刷の工程のなかに、「返版」という工程がありました。これは、印刷後の活字を活字ケースの所定の位置に戻す作業(活字の再利用)のことです。単純な作業のようですが、重要な工程の一つでした。 吉村印刷が鋳・・・

デザイン・制作のこと2019年7月4日

インキの缶を開けるには…

インキの缶を開けるには…

梅雨明けが発表された沖縄とは対照的に、下関は梅雨の真っ只中にあります。印刷・製本に適した湿度は55%程度だといわれていますが、現在の湿度は75%~90%の間をいったりきたり。除湿しないと、紙がカールし・・・

印刷のこと2019年7月1日

京都印刷発祥の地

京都印刷発祥の地

先日京都を訪れた際に、“京都印刷発祥の地”に行ってきました。 その碑は、京都の地下鉄烏丸御池の駅構内の出口に向かう通路の一角に佇んでいて、地元の方に場所を聞き、ようやくたどり着くことができました。 明・・・

日常のこと2019年6月27日

今年もメダカの赤ちゃんが生まれました!

今年もメダカの赤ちゃんが生まれました!

なかなか梅雨入りせず、雨の動向が気になる6月。いよいよ本格的な暑さが到来しそうな気配があるなか、今年もこの時期恒例の可愛いメダカたちが誕生しました。 だいぶん前から社内で飼っている大きいメダカたちが卵・・・

日常のこと2019年6月24日

活版印刷を深掘り⑥~鋳造機での活字作り~

活版印刷を深掘り⑥~鋳造機での活字作り~

書籍や新聞の活版印刷に欠かせないのが、「鋳造」です。以前は吉村印刷でも、ほぼ毎日活字を作り続けていました。 鋳造場(当時は鋳造機が数台あり、その部屋をこう呼んでいました)では、“インゴット”と呼ばれる・・・

印刷のこと2019年6月20日

オフセット印刷の生命線・水ローラの交換

オフセット印刷の生命線・水ローラの交換

今回は、“オフセット印刷の生命線”といってもいいくらい重要な水ローラについて、古いローラと新しいローラを交換したので、その模様を写真とともに紹介します。 オフセット印刷は、簡単に説明すると水と油(イン・・・

印刷のこと2019年6月17日

裁ち落とし部分(塗り足し)の作成

裁ち落とし部分(塗り足し)の作成

チラシやポスターを作るとき、A4やA3の版面いっぱいに絵柄を印刷したいことがあると思います。自宅のプリンタで印刷する場合は、プリンタ上で設定できることもありますが、印刷会社に注文するときは、裁ち落とし・・・

デザイン・制作のこと2019年6月13日

2019 九州印刷情報産業展に行ってきました

2019 九州印刷情報産業展に行ってきました

6月7日(金)、8日(土)に福岡市博多区の福岡国際センターで開催された、九州印刷情報産業展に行ってきました。 この展示会は、印刷・製版機材や製本・加工機材、印刷関連のソフトウェア・販促支援などの商品が・・・

日常のこと2019年6月10日

活版印刷を深掘り⑤ ~活字を切らさないための準備~

活版印刷を深掘り⑤ ~活字を切らさないための準備~

活字をたくさん拾うと、ケースの中の活字がなくなります。そうすると、次の仕事のために活字を補充する必要があります。活字を切らさないためには、事前に活字の予備を準備しておく必要がありました。 活字を補充す・・・

デザイン・制作のこと2019年6月6日

癒される空間・下関の棚田風景

癒される空間・下関の棚田風景

先日、下関市豊田町にある棚田の近くを通りかかったので、写真を撮ってみました。 棚田は、米作と洪水防止、土砂流防止、水源の涵養などの役割があるそうです。 近くには、澄みきった山水が流れ、山や森からの気持・・・

日常のこと2019年6月3日

活版印刷を深掘り④ ~文選は速く正確に~

活版印刷を深掘り④ ~文選は速く正確に~

これまで3回にわたって活版印刷の文選について掘り下げてきました。4回目の今回は、文選作業(活字を拾っていく作業)において、正確さを追求し、スピードを上げるため、吉村印刷内でどのような取り組みを行ってい・・・

デザイン・制作のこと2019年5月30日