株式会社吉村印刷

印刷を楽しむブログ

年賀状を送る大切さ

2020年用の年賀葉書の発売日が11月1日(金)に迫ってきました。
2019年用の当初発行枚数は24億枚だったそうですが、2020年用は23.5億枚と、昨年比約98%になっているそうです。枚数が減ってはいるものの、元日から三が日にかけて、日本中で20億枚以上が人から人へ届けられることを考えると、今更ながらすごいことだなと実感します。

私たち(現在20代後半~30代前半)が小学生の頃は、学校で葉書を書いたり、クラスの友達同士で家に届け合ったりということが年末の恒例行事の一つでした。小学校2年生のときに関東地方へ転校した友達とは、高校卒業まで年賀状のやり取りを続けていました。

子どもたちにとっても、コミュニケーションツールの一つだった年賀状。現在も子どもたちのやり取りは健在だと思いますが、スマホ上のLINEやSNSのやり取りに押され、年賀状を書く機会が減っていることは事実です。先日の新聞には、宛名や住所の書き方が分からない子どもたちが増えていることを懸念するコラムが載っていましたが、相手への思いやりや自らの抱負を葉書に書く文化は、ずっと続いてほしいものです。

“ゆとり世代”の私たちにとっても、少し縁遠い存在になっている年賀状。今年の年末は、お世話になった方への感謝、親戚へのお見舞いなど、自分たちにできる年賀状の在り方を発見できればと思っています。

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