オフセット印刷機(4色機)の紙搬送爪を掃除しました。
印刷機の爪は、紙を挟んで次の胴に運ぶ役割があります。
爪に紙粉や埃がたまると、見当不良の原因になることがあるため、定期的に掃除をする必要があります。(この場合の見当不良とは、2色以上の色合わせのことをいい、1色目の印刷位置に対し2色目の印刷位置がずれてしまう現象のこと)
見当不良の要因は様々あり、爪以外にも湿し水が多くて紙が伸びてしまい、色合わせがずれてしまうこともあります。原因が1つではないことも多いので、印刷する側としてはとても悩ましいところです。
100分の1の精度で色を合わせる印刷機にとって、小さな事象が大きく影響することもありえます。爪の掃除、給油は欠かせないのです。