グラフィックデザインのなかで、ゴールドやシルバーのイメージを部分的に使いたい、だけど印刷するときにはCMYKの4色以上増やしたくない! ということがあると思います。
そんなとき、CMYKのプロセスカラーを使ってゴールドやシルバーに似た色を表現する方法がいくつかあります。
ゴールドをイメージさせる色
CMYK=35,40,80,5 CMYK=30,40,70,5 CMY=40,50,90
シルバーをイメージさせる色
CK=15,30 CK=15,40
などがあります。
またこれらにグラデーションをかけると、さらにイメージの色に近づいていきます。
しかし、あくまで連想させる色であり、全体の配色や印刷する用紙の色味、下に配置するオブジェクトの色味によってもイメージが変わってくるので、それらを加味してイメージを膨らませることがとても大事です。
印刷したときに思った通りの色味と雰囲気を出せるかどうかは、デザインをするうえでの醍醐味でもあります。