下関市・豊北町にある4つの小学校(阿川、粟野、滝部、角島)が今年4月から統合するということで、各小学校で感謝の集いやお別れ会などがあり、私たちも最後の行事(修了式、離任式)に参加させていただきました。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で規模は縮小になりましたが、どの小学校も心のこもった行事が行われていて、先生から児童たち、保護者から先生、また卒業生から母校へ、未来へのエール、感謝の言葉が贈られ、花束が贈呈されました。
この1年間あまり、縁あってたびたび町内の小学校へお邪魔してきましたが、閉校を目前にした行事のなかで、地域の方々・保護者の方々・先生方の強い絆と、学校への愛情をより強く感じました。
またそれぞれの小学校に江戸時代や明治時代からの長い歴史があること、その歴史のなかで地域の宝として子どもたちが温かく育てられてきたことが、学校の様子を見ているだけで伝わってきました。
最後の卒業生、在校生となった子どもたちの後ろ姿を見ながら、最後の校歌を聞いているうちに、グッと胸に迫るものがあり、こちらも温かい気持ちになりました。