印刷会社の必需品のなかに、「ルーペ」があります。
ルーペとは、虫眼鏡や拡大鏡のことを指し、小さなものなどを拡大して見るための道具です。印刷中やデザイン・組版のとき、営業で受注するときなどに、このルーペを使います。
ルーペは、印刷でトンボ(見当合わせ確認用のマーク)が合っているかをチェックしたり、網点(天地左右に均等間隔に並んだ大小のインキの点)の太り・細りを確認したり、印刷物にどのような色が使われているかを確認したりと、いろいろな場面で使います。
いつも何気なく使っている小さな道具ですが、これがないと正確な印刷ができないものなので、よく考えてみると有難い道具だなと思います。