印刷機で行なうニス加工のなかにも様々な種類がありますが、今回はOPニスについて紹介します。
OPとはオーバープリントのことで、印刷面の上からさらに透明の油性溶剤を印刷します。これにより摩擦などから印面を保護すると同時に、光沢を出すことで印刷効果を高めることができます。
使用用途としては、本の表紙やカバー、帯などに使うことが多く、ベタ印刷の時などに効果を発揮します。加工に最適な紙質はコート紙で、上質紙やファンシーペーパーには不向きです。
PP加工に比べると保護能力や耐久性に劣るものの、特殊な工程がないため、早く安く出来るのが良いところです。
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