先日、「マーメイド絹」という紙を使った印刷をしました。
マーメイドのなかには様々な色があり、「絹」はそのなかでもきれいな白色が特徴の紙。1956年に誕生し、現在では60種類ほどの色があります。
紙の表面には凹凸があり、マーメイドと言われるようになったのは人魚が海に飛び込んだ時のさざ波のようだからとか…。非常に肌触りの良い紙で、紙の風合いをいかしたデザインにおすすめです。
印刷する際には、デザインのイメージを崩さないよう、どれくらいの印圧をかけるかを調整しながら決めていきます。表面がザラザラしているため、タントやアラベール、レザックなどと同様に、しっかりと印圧をかけ、印面がスカスカにならないようにしています。