デジタル印刷機が事業所や学校、役所など様々な場所で使われるようになって久しいですが、印刷会社内でも、少部数の場合は、オフセット印刷からデジタル（オンデマンド）印刷に移行する場面が増えてきました。

チラシや名刺、挨拶状、封筒、冊子などデジタル印刷で可能なものが増えている一方で、まだまだ表裏の合わせや製本精度はオフセット印刷にかなわないので、小回りがきく軽オフ（軽オフセット）部門が見直されているという話も聞きます。吉村印刷でも、製品に合わせてオフセット印刷とデジタル印刷を組み合わせながら、製本までの工程を組み立てています。

またデジタル印刷機のフィニッシャー部分に中綴じ機能や断裁機能などがオプションで付けられるようになり、とても便利になりましたが、まだまだベテランの仕上げ工の手作業の方が、精密さ・緻密さで勝っているのではないかと感じます。

弊社は印刷会社ですが、社内で折り・丁合・中綴じ・無線綴じ・断裁・穴あけ・ミシン入れなどの製本作業を行なっており、製本屋さんとほぼ同じことができるのが強みです。刷り本（本文・表紙）を持ち込んでいただければ、正確な作業で仕上げた製品をお届けできますし、もちろん組版・校正・印刷・製本までの一貫工程でも対応できます。

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