4月も半ばを過ぎ、春らしい暖かな陽気に恵まれることが増えてきました。
暖房を使うことが少なくなり、反対に暑すぎてもう冷房を使うなんて日もあります。
そんな気候のよい先日、紙の扱いで少々難航したことがありました。
紙の種類は、純白紙という表面はつるつるで裏面がざらざらしている紙。この純白紙、よく伝票にも使用されますが、白さと薄さが最大の特徴のため、包装紙として使われることが多い紙です。そのため、紙の名前は知らなくても、意外に目にする機会が多いかもしれません。この紙が厄介なのは、その薄さと紙質ゆえに、給紙・排紙のトラブルが多いことです。
純白紙を刷るときは、通常より扱いに気を遣います。しかし、湿度に注意していたはずが、またもや静電気が発生してしまいました。
静電気が発生してしまうと、用紙がまっすぐに給紙されなかったり、印刷機のデリバリ(排紙部分)で紙がまきこんだりしてしまうため、非常に厄介です…。
静電気を防ぐには、部屋の湿度を充分に保つことが最大のポイントになります。
普段から注意している点ですが、その大切さを改めて認識されられた一件でした。