5月のとある日曜日、新緑を楽しもうと「深坂自然の森」方面にバイクを走らせていると、ため池のほとりにひっそりと咲いている小さな白い花を見つけました。花びらが三枚でとても清楚な印象。「ヤマアジサイ」のガクだと後で分かりました。
下関には、竜王山や華山、狗留孫山周辺をはじめ、自然豊かな場所がたくさんあるので、バイクで走るたびにすがすがしい気持ちになります。とくに五月晴れの日曜日は、晴れ渡った空と山の稜線のコントラストが美しく、新緑の香りを感じるだけで癒されます。
深坂から内日ダムの脇を通って豊浦町川棚方面へ。バラの花を見にリフレッシュパークにも行ってきました。
あいにくバラは少し時期が早かったですが、ジャーマンアイリスと、クスノキに生えているセッコクの花に出会えました。
ジャーマンアイリスは紫の花弁が下にさがり、白い花弁は上に立ち上がっていて、とても気品のある花。「アイリス」はギリシア語で虹(ノリス)を指し、花言葉は「使者。恋のメッセージ」なんだそうです。
リフレッシュパーク入り口近くに植えられているクスノキは上方が切られて、小さな巣箱が置かれていました。そのそばに細いラッパ状の白い花が咲き乱れていて、とても心地よい上品な香りを漂わせていました。
後で調べてみると「セッコク」という着生ランの一種で、樹木に付いて翌年に花を咲かせるんだとか。セッコクの花言葉は「豊かな笑顔」「私を元気づける」で、なにか心が満たされる感じがしました。
リフレッシュパークは、いつの季節に訪れても新しい発見があるので、おすすめの場所です。