下関国際高校の選手の皆さん、監督や同校関係者の皆さん、夏の全国高校野球(甲子園)での決勝進出、おめでとうございます!
決勝進出は、山口県勢として37年ぶり、下関勢としては58年ぶりの快挙ということで、地元下関市民としてとても嬉しく、感慨深く思っています。
先日の大阪桐蔭高校との準々決勝、手に汗握る攻防に一喜一憂し、勝ったときには思わず拍手していました。どんなときでもあきらめない粘り強さと「ここぞ」という場面でのチームワーク、強気の攻めが山口県内ダントツだと思っていましたが、大阪桐蔭高校をも凌駕するとはさすがとしか言いようがありません。
初戦の富島高校戦、浜田高校戦に勝利し、さらに大阪桐蔭高校や近江高校を破った実力は、「強い者が勝つのではない、勝った者が強いのだ」という言葉の意味を証明してくれたような気がします。
また、敗れた大阪桐蔭高校の西谷監督が坂原監督に握手を求めに行く姿、近江高校の山田選手が国際高校の粘り強い野球を称えているのを目にして、両校の選手・監督が互いのチームをリスペクトするフェアプレー精神を垣間見ました。全国屈指の強豪校といえども慢心はなく、甲子園優勝を目指して毎日戦ってきたんだなと思うと、選手たちの涙にこちらも感極まるものがありました。
国際高校が2018年にベスト8に勝ち進んだときも感動しましたが、今回はさらにその上、優勝を目指しての挑戦…。胸が熱くなる試合を見させていただいています。
いよいよ、東北勢初の優勝を狙う仙台育英高校との決勝! 監督さんの言葉通り、「山口県の高校野球の誇り」を胸に、日々の練習で培ってきた国際高校の野球で頑張ってください!