8月中旬の晴れた休日、岩国市錦町宇佐にある寂地峡へ。タイトルの通り、山口県で一番高い山、寂地山を目指しての山行です。
「道の駅 ピュアラインにしき」から宇佐川沿いを北上していきましたが、久しぶりに見た宇佐川の透明度の高さに胸が高鳴りました。
そうこうしているうちに、寂地峡入口へ到着。寂地峡には、渓相が異なる2つの渓谷(竜ヶ岳峡と犬戻峡)があるんですが、今回は竜ヶ岳峡から登っていきます。
川沿いでたくさんの家族連れがキャンプを楽しんでいるのを横目に、山頂を目指して、いざ登山開始。
まず初めに見えるのが、日本の滝百選にも選ばれている五龍の滝の一つ、龍尾の滝。
なかなかの透明度なんですが、写真だと伝わりづらいかも。
ここから5つの滝が連続して登場していきます。
ここまで来るとなかなかの高度感。ちゃんと遊歩道は付いているんですが、下を見ると「おおぉぅ…」という感じで、少し怖い。一気に100m以上登っていくので、一番上の龍頭の滝付近は、さっきまでいた入り口付近と比べてものすごく高く感じます。
トンネルをくぐり抜けて、沢沿いの道を一路山頂へ。
途中の看板には、「寂地山 190分」の文字が…。「えっ、あと何時間かかるんだろう」と一瞬考えてしまいましたね(笑)
その後もひたすら歩き続けること2時間30分。アブやブユを追い払いながら走ったり、歩いたりを繰り返した結果、最後の方は足がつったりして大変でしたが、ようやく山頂に到着!
山頂も虫がいるので、少しおにぎりを食べて早めに下山を開始。
しかし、下り始めてすぐに「ゴロ…ゴロ…」という嫌な音が…。
ほどなくして、本降りの雨に見舞われてしまいました。
幸い、ザック用のレインカバーを持っていたのですぐに装着し、ほとんど競歩のような感じで林道を1時間以上歩いて駐車場へ戻りました。
なかなか大変な1日でしたが、寂地峡~山口県最高峰を制覇して無事下山できたので、思い出に残る山行になりました。