下関市在住のお客さまから、「書きためていた俳句を1冊の本にしたい」とのご要望をいただき、句集の作製を手掛けました。
「句集をつくること」は、10年以上俳句を詠んできた高齢のお父さんのために息子さんが提案され、その思いを私たちが引き継ぐ形で作成に取りかかりました。
本文は、「一句一句味わってもらいたい」と、一頁に一句掲載することを希望され、読み手に直接句が届くような体裁に。表紙は、「レザック82 ろうけつ はだ」を提案し、見返しには表紙に合う紙として「タント」をお薦めしました。
また製本方法は、「糸綴じ上製本・アジロ綴じ上製本・無線綴じ並製本」の3種類を提案し、そのなかからアジロ綴じ上製本を選択いただきました。
印刷から製本、検本までの工程では、一冊一冊を点検しながら作製し、無事に納品することができました。
ありがとうございました。