少し前のことなのですが、今までいろいろな名刺印刷に使用していた某メーカーの用紙が廃番になりました。
「廃番」とは、文字通り製造が中止になった製品や品番のこと。これまでも厚めの名刺用紙が廃番になることはたまにありましたが、今回の廃番は多くの製品に使用していた紙だっただけに、最初に聞いたときは「本当になくなるの!?」という感じでした。
その紙自体は、通常の薄口名刺よりも少し厚みがある一般的な白い紙で、マット調の手触りが心地よく、お客様から選んでいただけることが多かった紙でした。
現在は、別のメーカーの用紙をお客様に提案して対応していますが、廃番になったことはとても残念に思っています。
紙の使用量が減っていくなかで、廃番になる(製造を中止する)紙が増えてくることは致し方ないかもしれませんが、製紙メーカーや紙製品のメーカーの方々には、できる限り良い紙を残していってほしいと願っています。