今回は、伝票を作る工程の一部を紹介します。
作製する伝票の仕様は、「B6判、3枚複写(ノーカーボン紙 上紙40・中紙40・下紙80)、印刷(上紙:片面1Cスミ、中紙:片面1C金赤、下紙:片面2Cスミ+金赤)、ミシン2枚目以下、ナンバーリング印刷有り、左綴じ」でした。
一般的な伝票製本と同じく、今回も印刷後、ミシン目加工・ナンバーリング印刷を施した後、丁合、糊付け、針金綴じを行ないました。
そして最後の工程が、「クロス巻き」という工程。マーブル巻き機に“クロス”という裏に糊が付いたテープをセットし、伝票の背に巻いていきます。
クロスの糊部分に水(40℃程度)を付けることによって、通常のテープのように貼り付けることができる優れもの。最小ロットは1冊から、100冊・500冊でも通せるので、伝票製本にはなくてはならない機械です。
こうして完成したのが、この伝票。今回もきれいに仕上がった製品をお客様へ届けることができました。