今回は、弊社で使っている「はかり」を紹介します。
いつから使われているのか定かではない、「Yamato(大和製衡株式会社)」製のこの中型上皿はかり。以前は、印刷でインキを調合する際にグラム数を量るために使っていましたが、最近はデジタルの計量器を使うようになったため、印刷部ではお役御免となり、現在は事務所にて本のグラム数を量ったり、発送物のグラム数を量ったりするのに使っています。
印刷用のインキがところどころに残っていたり、前面の目盛カバーが割れていたり、とてもきれいとは言えない“ヤツ”ですが、デジタルの計量器みたいに電池がないと動かないとか、何かの拍子に壊れてしまうとかいうことが滅多にないので、とても重宝しています。
普段は当たり前のように存在しているので深く考えることもないですが、日常業務のなかで「はかり」がないと困ることは多々あります。この「はかり」も吉村印刷の歴史を見守ってきた1台なんだと思うと、ちょっと感慨深くなりますね。