子牛の皮のような模様が特徴の特殊紙 レザック66。レザックシリーズのなかでも代表的な製品で、弊社でも冊子の表紙などでよく使っている紙です。
このレザック66が、最近よく聞く「古紙リサイクル適性ランク」にどのように該当しているのか調べてみると、意外なことが分かりました。
それはレザック66すべての色が同じランクではなく、A・B・Cとそれぞれのランクがあるということ。
例えば、■あさぎ、ぎんねず、スカイ、ぞうげ、ピンク、ミント、もも などはAランク
■アボガド、きいろ、グリーン、だいだい、ベージュ、レモン などはBランク
というようにリサイクル可能な用途が違うようです。
レザック66 古紙リサイクル適性ランク
ちなみに、Aランクの紙は「まるごと印刷用の紙へリサイクル可能」で、Bランクの紙は「まるごと板紙(段ボールや紙箱など)へリサイクル可能」、Cランクの紙は「紙や板紙へのリサイクルに適さない」など、それぞれの紙の適性でランク付けされています。
リサイクル適性ランクは、紙の他にも印刷用インキ、製本加工資材(糊や針金、クロス等)、表面加工資材(プレスコートやPP貼り等)にいたるまで細かく分類されています。
「リサイクル適性A」や「リサイクル適性B」の表示を義務付けられた製品を作る場合は、レザックなどの特殊紙はもちろん、冊子等に使う資材すべての銘柄がリサイクル対応型であるかどうか、メーカーなどに確認した上で作製にかかるのが一番です。