弊社で印刷・製本作業に使う必需品の一つ、“青色のハイマッキー(青色の油性マジック)”。確認したことはありませんが、ほぼ毎日使っているまさに「必需品」です。
「なぜ青なのか」をこの道40年以上のベテラン社員に聞いてみると、「前から使っていたから」という返事。おそらくですが、印刷に黒インキを使用することが多いので、区別するために青色を使うようになったようです。
このハイマッキー、間違いが起きにくくするために印刷物に印をつけたり、書き込むのにとても便利。作業するときに一目で見やすく、分かりやすいというのが利点です。
例えば下の写真のように、印刷前の荒裁ちした用紙に線を書き込み、針くわえの目印にしたり。
この線を目印にすることで、針くわえの位置を簡単に確認できるので、安心して作業できます。
また冊子を作る際、印刷用紙を折ったいわゆる折台がいくつも並びます。わざわざ中身を見なくても、どの順番なのか分かるように、何台目の折丁なのか数字を書き込んだり。
もちろん、仕上げ裁ちされる場所に書き込んでいるので、実際の製品にマジックの印が入り込むことはありません。
さらに印刷用紙を包むワンプにも。
ちなみにオフセット印刷に欠かせない刷版にも、分かりやすいように、印刷順の番号を書き込むのに使っています。