1月末に山口市のパルトピアやまぐち(防長青年館)で行われた、山口県印刷工業組合青年部主催の「DTP仕事術アップデート!~Illustrator & Photoshop Tips~」に参加してきました。
今回で4回目になるこのセミナー。鷹野雅弘さん(株式会社スイッチ)が講師として来られ、IllustratorやPhotoshopの便利な使い方や最新バージョンの変化、Creative Cloudの動向などを解説するセミナーでした。
IllustratorもPhotoshopも、ある程度決まった使い方が多い私たちにとって、今回のセミナーは「こんな使い方もあるんだ」と驚くことが多いとともに、仕事で有効活用できる使い方が盛り沢山で、有意義な時間を過ごすことができました。
Photoshop編では、「“コンテンツに応じた”カンバスの拡張」などを解説していただきました。昨年私たちが参加した、Page2018のAdobeブースのセミナーでも解説されており、その後の仕事でも活用している部分だったので、とても勉強になりました。
また角度補正については、バージョンが上がるにつれてとても便利になり、補正して出た四方の余白がコンテンツに応じて自動で塗り足されたり、どんどん進化しているようです。
Illustrator編では、小ネタとして紹介された「行間の乱れ」「パスファインダーとシェイプ形成ツール」などをおもしろく拝聴しました。今までレイアウトデザインを考えるときに、悩み苦労していたことがいくつか解決できそうです。
また変数を使ったデータの管理が、Illustrator上でできることを初めて知りました。今まで全く知らなかったことだったので、セミナーを聞いているだけではとても複雑で覚えられませんでしたが、研究して使いこなせるようになれば、「仕事の幅も広がるなぁ」と感じました。
そして、最後にさり気なく言われていた「ワークフロー、仕事をデザインする」という言葉。様々なデザインを考え、形にする私たちの仕事について、その仕事自体をデザインしていくという深い言葉でした。クールさと同時に、すごく大切なことだと感じました。