株式会社吉村印刷

印刷を楽しむブログ

小倉 駅ナカ本の市にて


愛用していたニューバランスのスニーカーを「そろそろ新調しようか…」と、北九州市・小倉まで足をのばしたある日曜日のこと。
駅の改札を出てみると、コンコースで大規模な古本市を発見。
ポスターを見れば今回で11回目の開催らしい。

九州・中国地方の古書店やCD・レコードショップなど11店舗が出店しているようで、木製のボックスや木箱、テーブルなどを組み合わせた各ブースには様々なジャンルの漫画・写真集・雑誌・絵本・歴史書・豆本・CD・レコード・玩具・浮世絵……などが、びっしり。
たくさんの人が足を止め、手に取り、立ち読みをして、活気に溢れている。
行く予定はなかったけど、あまりに魅力的なのでさっそく中へ。


まず最初に手に取ったのは「暮らしの手帖」。70年代~80年代頃のカバーデザインの素敵なこと! でも買わない。デザインの参考にさせていただければ幸甚だ。

ふと目に留まったのが、土門拳の「生きているヒロシマ」。今の時代にこそじっくり見てみたい写真集だと思ったけど、お値段が高すぎたので、今度図書館で借りようかなと考える。

浮世絵コーナーを通り過ぎたところに、豆本コーナーを発見。
その中で、とある句集に目が留まる。
桐板の表紙に焼き印でタイトルが刻印されている。そしてコンパクト。
職業柄変わった装丁の本を見かけると思わず「へぇ~!」と手にとってみたくなってしまうもの。しかし、しっかりとビニールで包んであるので中を見ることができない。
迷った結果、購入決定!


思わぬイベントに出くわし、いろんな刺激を受け、素敵な本をGETできた有意義な一日でした。

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