一昨年惜しまれつつも閉校した下関市立王江小学校。その最後の1年間を追ったドキュメンタリー映画が上映されると知り、シーモールシアターまで観に行ってきました。
さかのぼること2年以上前。まだ閉校前だった王江小の閉校記念誌を見させていただく機会があり、素敵なデザインもさることながら心のこもった温かい誌面の内容が、社内でちょっとした話題になりました。
卒業生や在校生のメッセージだけでなく、地域の商店の方などから寄せられたメッセージも掲載されていて、「こんな記念誌をもらったらうれしいだろうな…」と感じたことを思い出しました。
上映されたドキュメンタリーでは、コロナ禍真っ只中の2021年の4月の始業式からはじまり、2022年3月30日のお別れ式までの1年間に密着。王江小にとって最後の入学式、最後の運動会、閉校記念式典、最後の卒業式、最後にうたう校歌斉唱など、様々な場面が収録されていました。
また日常生活のなかでのあいさつやなにげない友達との会話、給食時間、楽しそうな授業、プール掃除など、元気いっぱいの子どもたちの姿に観ている私も元気をもらいました。教室の窓から望む関門海峡を行き交う船や対岸の門司の映像が流れ、子どもたちは、関門海峡が見えるこの高い丘の上にずっと校舎が「立派に立っていてほしい」と話していました。
そして、王江小学校の屋上から打ち上げた最初で最後の花火は、じーんと心に響くものがありました。
もう二度とやってはこない貴重なドラマを撮影・制作され、上映してくださった山中プロダクションのみなさま、ありがとうございました。
興味のある方は、ぜひ観てみてください!
先日はご来場頂きありがとうございました。私も、弟も、あのドキュメンタリーはお世話になった母校への感謝の気持ちを込めて制作させて頂きました。仰る通りで、二度と訪れることのないありのままのドラマです。このような形で取り上げて頂くことはとても嬉しく、重ねて御礼申し上げます。ありがとうございました。
こちらこそ、大変お世話になり、ありがとうございました。
地元の小学校の歴史と閉校にいたるまでの取り組みを拝見させていただき、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。
今後ともよろしくお願いいたします。