3月2~3日に下関市民会館でひらかれた、梅光学院大学の書道課程履修生による卒業書作展を鑑賞しました。
今年度の卒業を控えた学生の作品をはじめ、松田鶴信先生、生田照代先生の作品、3年生の作品が展示されていました。
4人の履修生の共同作品「行雲流水」には、空をゆく雲と川を流れる水のように、執着することなく物に応じ、事に従って行動する意味が込められ、雲や水のようにそれぞれの個性を出せるように、力を込めて書いたそうです。
この展示会にあたり、弊社で御案内はがきや図録パンフレットを作製させていただきました。
作品や文字の配置を考え、筆のかすれ具合をどう忠実に再現するかや作品の雰囲気を活かすことなどに気を配るとともに、印刷の際もインキが濃くなってかすれがつぶれないように注意を払いました。
このたび作品を会場で鑑賞できたことは、印刷を任された私たちとしても良い経験となりました。
ありがとうございました。