ここ最近、お客様からご入稿いただいたOfficeデータ(Excel・Word)が開けない(アクセスできない)というケースが増加しています。
組版に必要なデータを確認するために開こうとすると、「開こうとしているコンテンツは、クラウドベースの Rights Management サービスによって保護されています…」という表示が出てきて、データにアクセスできないというイメージです。
これは、Information Rights Management (IRM)という、文書ファイルを暗号化して、閲覧・編集などを管理・制限する、つまり権限のないシステム外部のコンピュータでは開けないようにする保護機能が働いているとのことらしいです。
せっかく早めにデータをご入稿いただいても、セキュリティがかかって開けなければ、お客様にもう一度連絡をとり、「保護を解除」していただいて再度ご入稿いただくというひと手間がかかってしまいます。
そのようなやり取りを防ぐため、会社や学校で使用しているOffice製品がIRM機能で保護されている場合には、ご入稿の前に改めてご確認いただき、「保護を解除」してからご入稿いただくことをお願いしています!
また反対に、受け取ったデータを開こうとして「アクセスできない」ケースに遭遇した場合は、先方へ「Information Rights Management (IRM)のセキュリティがかかっているので、保護を解除してください」と伝えれば大丈夫です。