以前弊社ブログで紹介した、「関門海峡に注ぐ田中川の“はじまり”を辿る」の続きを紹介します!
「田中川の“はじまり”は見つかったのか?」ということですが、結果はいかに……。
この大通りを道なりに進むと、下関山の口郵便局あたりまで登り坂が続きますが、ずっと車道が続いているため、とりあえず右手側のガソリンスタンドの方へ(貴船町へ)向かいます。道にいくつも溝はありますが、川の気配は分かりません。
大通りから一本内側にある赤岸通り周辺をぐるぐるしていると、井戸の跡や、鉄のふたを発見。
次に、以前済生会病院があった方へ進んでいくと、かすかに聞こえる水の音…。
水路がありました。
そこから椋野トンネル横の道に出てくると、どうも水は道路の反対側から流れているよう。
道路下のトンネルを通って57号線の反対側に渡り、うろうろしていると水路を見つけました。
流れに沿って道なりに歩いていきます。
傾斜のある道を上がっていくと、そこは一里山の手前。整備中の住宅地でした。
ここで流れが左右に分かれる。
このあたりで観察していると、石の隙間からじわじわと水が湧いているように見えます。
枝分かれしたもう一方の水路をたどっていくと、一里山のふもとまでたどりつきました。
最後は水路が見えなくなり、土の中に埋まった筒を発見。
この筒があるのは、写真中央の崖の下あたり。
奥に見えるのは、「下関市立青年の家」の入口の看板。
もっと奥深い山中に水源はあるのかなっと歩きまわることを覚悟していたのですが、上に上がっても住宅地でした。その中を下ばかり見てうろうろしていたら不審がられると思い、一旦、散策するのはやめました。
推測ですが、この水源だけではなくいくつかの場所から水が湧き、それが集まって田中川へ流れているようです。
今度は別の水源を探ってみます。