3月も半ばを過ぎ、新年度に向けた名刺の注文が少しずつ増え始めました。
名刺は、レイアウト、紙の種類・厚さ、印刷方法など、数えればきりがないほど多種多様な種類があります。またお客さまの好みやこだわりの度合いにも違いがあり、小さいけれどもとても奥が深いと感じます。
名刺のデザインを制作する私たちは、パソコンの画面とにらめっこしながら、日々作成をおこなっています。55㎜×91㎜の小さなサイズのなかで、並べる文字もそう多くはないのですが、なにより一番しっくりくるレイアウトにたどり着くまでが大変。「単純な名刺ほどデザインが難しい」というのもよくある話です。
デザインにこだわった名刺や、紙にこだわった名刺は、一目見るだけでその場の空気が変わるようなときがある気がします。とくに人柄が分かるような温かい雰囲気の紙や、その方の仕事が連想できるような紙が使われているときは、「おっ!」と声を上げたくなるのです。私たちもそんな名刺をつくることを目指しています。
新年度はもうすぐ…。必須のアイテムであるからこそ、デザインや紙にこだわった名刺を自分なりに作ってみるというのもありなのではないでしょうか。