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MINIATURE LIFE展2 田中達也 見立ての世界


田中達也さんといえば、数年前に放映されたNHKの朝ドラ『ひよっこ』のオープニング映像を手掛けた作家さんです。
そのときからいつか見てみたいと思っていた展示会が、山口県防府市に来たということで、「MINIATURE LIFE展2 田中達也 見立ての世界」に行ってきました!!


いま国内外で大人気のミニチュア写真家・見立て作家の田中達也さん。
日常生活を送るなかで、アイデアがひらめくとすかさずメモして、100均やホームセンターなど、よく行くお店で見慣れている商品からデザインのヒントを得ているそうです。
私たちも、日々デザインと向き合っていますが、田中達也さんの視点は斬新で、ハマってしまいました(笑)。

↑田中達也さんのフォトスポット


一つ一つの作品もさることながら、タイトルにもひねりが効いていて、あわせて観ていくと「なるほど、そう来たか!」とその発想にはワクワクさせられっぱなし。
子どもから大人まで、ユニークで可愛くて小さな世界に思わず引き込まれて、みんなが笑顔になれる、とても楽しい時間でした。

一瞬ダジャレのような気もしてクスッと吹き出しそうになるのですが、ダジャレというよりも、日常にあるものを別のものに「見立てる」ことを意識して、ミニチュアアートの世界を作り出しているそうです。

作品に登場するのは、三角定規、ホチキスの芯、クリップ、穴あけパンチなどの文房具や、ブラシ、割りばし、スポンジなどの日用品、さらにはバームクーヘン、ケーキ、ピザ、フルーツに野菜、にぎり寿司など…。どれもとても美味しそうで、かつ身近で生活になじみ深いもの、昔懐かしいものばかりでおもしろかったです。

展示会は「全作品写真撮影OK!」という嬉しい特典付き。さらに「撮った画像をSNSでどんどん紹介してほしい」とのお願いまで。どの作品もユーモアたっぷりだったのですが、印象に残った推しの作品をいくつかご紹介します!

↑オツカレーター


↑パンチの効いたピザ


↑楽しい勉強


↑ 客を引きつけてやまない店


↑しばらくここで待ってクリップ


↑ゴミをホイッするな


↑ケーキの良いデパート


↑おスシティー


↑ジューSEAなフルー津


↑山口県限定の下関のフグをモチーフにした「今“ふぐ”に救助します」


最後の販売コーナーで、作品に登場するミニチュア人形を見かけてちょっと気にはなったのですが、今回は購入を見送り。でも、買っておけばよかったかな…と少し後悔しています。
次もし機会があればぜひとも購入して、見立ての世界からアイデアをいただけたらいいな…と、ひそかに思っています。

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