株式会社吉村印刷

印刷を楽しむブログ

校正の目ー正確さの追求

日常の中で何気なく起こる変換ミス。うろ覚えの漢字でも、パソコンやスマホで読みを入力すれば漢字になって出てくるので、頼ってしまいますよね。

それが個人のメモなら良しとしても、何らかの形で第三者の目に触れる媒体であれば、確実にしたいもの。それに応えるのが、校正の仕事です。

日常の校正作業では、一つ一つの文字を目で追いながら、本当に変換ミスや間違いはないかを探していきます。
「少しづつ」なのか、「少しずつ」なのか。
「すすめる」という言葉だけでも、進める、勧める、薦める、と意味が変わってきます。
「ほしょう」だって、保証、保障、補償があります。
それらを、お客様の意図に沿った正確な表現として完成品に反映させるためのものが、校正です。

変換ミスなのか、意図されたものなのか……分からないところ、判断できないところはお客様にご確認いただき、正確で確実な製品づくりを追求しています。

ちなみに、お店などで手書きで書くポップもありますよね。完璧は、完壁と書いてしまいがち。流れで読むと何も変わらないようにも見えますが、土と玉の違いです。ついつい目が反応してしまうのは職業柄でしょうか(笑)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です