株式会社吉村印刷

印刷を楽しむブログ

社内製品検討会を開催 ~冊子・論文集・学校新聞など~

今年1月から3月末までにお客さまへ納品した製品について、今月中旬に社内で検討会を行いました。

製品検討会は、毎年この時期に行っているもので、来年の年度末シーズンに向け、昨年度の進歩した部分や良かった部分、さらに改善の余地がある部分を社員全員で話し合うものです。

検討会の前段では、営業部、制作部、印刷・仕上げ部がそれぞれの部内で意見を集約。その意見を検討会の場に持ち寄りました。

論議のなかでは、
「ソフトの導入によって、今まで発見できなかった文字化けなどを、版をつくる前にチェックできるようになった」
「製本する前に1冊1冊丁寧に点検することで、乱丁・落丁を未然に防げた」
「新たな視点が加わり、作業の多様化と正確性が強化された」
ことなど、作業上での進歩した部分が出されました。

また今後改善していく部分として、
「お客さまとの入稿データのやりとりをさらに慎重に行い、作業のミス・ロスをなくして効率化を図る」
「組版ソフトの機能をフル活用するために研究を進めていく」
「印刷オペレーターの複数化を進めると同時に、製本部門の作業環境の整備と新しい技術の習得を追求していく」
ことなどが論議になりました。

検討会を通じて、お客さまの要望にどのように応えていくのかについて、まだまだ改善の余地があることを実感しました。営業・デザイン制作・印刷・製本の各部門において、それぞれの社員が技術の向上を図り、新しいことに積極的にチャレンジしていく新年度にしていきたいと思っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です